振り返れば消えていた そこにあった痕跡が
不可視の壁がまるで 邪魔をして戻れはしない

約束は破るもの 容易く嘘を吐いて
感覚が麻痺していた 気づけばもう遅すぎた 
世間知らずのハコニワイズム

秘密にひた隠して 悲しみにかえる
強さが弱さなんだ 逆さま鏡は
視界から消え去る アクアのフィルター
捉えた先に待つ 一人の泣きじゃくったキミを   


鳴り止まない耳鳴りが いたずらに時を削り
朝か夜か幻か 曖昧な夢も烟る

切なく感じるのは 言葉に出来ないせい
裏切るのは若さゆえ 遠のくチャペルの鐘に
予定調和のハコニワイズム

何も生まれてこない 手のひらの上で
織り成した残骸は 虚しく風化し  
心ときめいてた 恋愛始めが
一番楽しくて きっとまっすぐだった


強さが弱さになる 孤独に慣れると

何も生まれてこない 手のひらの上の
小さな死がおとずれ いつかは忘れて楽になる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

世間知らずのハコニワイズム

歌詞依頼をもらった作品です。

作曲:以智
作詞:凪雲

この何ともいえないサスペンス感が…是非聞いてみてください。

閲覧数:153

投稿日:2012/08/07 19:18:11

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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