海の中
点滅する光
私を誘っているようで

吸い込まれそうな
引力を覚えてしまうけれど

禍々しい何かの罠だと
想像を巡らせては

おとなしく
安全な場所に
避難をしてきたんだ

いつかこのねぐらを
抜け出すときは
未来は輝いていて

抱えてきた
痛みや苦しみが
きれいに無くなればいいのに

アンモナイト

ひとり紡ぐか細い歌声
深く深く海の底に沈む

寂しさに任せて
見えない糸を手繰り寄せる
手ごたえはなく

心の奥が満たされないの
きっとこの分厚い殻のせいね

身体に染み付いた防御本能
どうすれば取り外せるの

痛みと引き換えにできるのならば
もうこの殻は捨てましょう

それで命が縮むとしても構わない
今ここを生きるの

アンモナイト

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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アンモナイト

『アンモナイト』の歌詞

閲覧数:102

投稿日:2021/10/10 14:13:24

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

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