重い空 グレーを垂らし込んだ空気
阿鼻叫喚 血飛沫に塗れた記憶の淵
研ぎ澄ます 心のまなこ見開いて
強く持つ 剥き身の刃は鈍く光る

骸の山から 突き落とされて
暗闇の底で 踠いて 切り裂いて

儚し命は 尊きものへと
産み落とされ 永遠に続く 夢を見せてるの
消えていく影が 遠くなる声が
足元から 崩れていく もう 戻らない


掠めてく刀身 僕の頬を引き裂き
滴るは濁りきった あの日の闇色でしょ
次々に現れる敵 細胞分裂して
ハイになる 頭の知らない部分溶け出すの

幼きあの日に 覚えた紙折り鶴
羽ばたいて空に ほら 撒き散らして

ああ君の隣で 蒼い夢見せて
落ちる果実 踏み潰して 簡単な事だって
凛と煌めく生は 血染めてゆく刹那
溢れていく 夢幻の愛を 思い出して

僕の信じた愛に 答えた君の声は
懐かしさに歪んでいく 涙で壊れていく

確かな誓いは いつの日かの恋は
消えて落ちて 壊れ穢れ こんな世もう終われ
君のいない世界で 見つかる物なんて
落とした羽 朽ちた刀 もう誰もいない
あの日の花 咲かせ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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花刀

閲覧数:34

投稿日:2017/02/09 03:19:16

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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