冷たく降り注ぐ雫は 僕の行き先を消していく
歩き続けても視界は寂しげな音に包まれてゆく
近づくほど遠く霞んで 見えない感情は見えてきて
曖昧に浮かぶ言葉が行き場のないまま 彷徨っている
不可逆な世界の中で 何度も同じ夢を見てる
忘れられない後悔が こちらを見下ろして笑ってる
半透明な自分のままで この先も歩いていくのかな
いつかこの日が懐かしくなる そう思える未来があるはずさ
傾いた地球で僕らは 真っ直ぐに夢を追いかける
酷い苦しみや痛みがいつかは行く手を示してくれる
目に映る現実に囚われ 呼吸をするのが難しい
見えない傷を背負いながら 霧雨の中を進むんだ
不幸と恐怖を避けるだけの 日々はもう終わりにしようかな
ただ前を見る、進み続ける その意味が輝く日がくるさ
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