砂色の日々が褪せていく
ため息の中で息切れ
掠れる世界 見えない君 しゃがむ僕
退屈で硬い感動 鈍足を引く短針
電柱横から生える花 震えて笑う排水口
手を握りしめた先に 先に
空回りした日々落ちていく
群集の中からはぐれてる
見上げた世界 右には昼 左には夜
斜めに伸びた階段 目を回す長針
高架線下落ちる影 広がって消えた鱗雲
手を広げた雲間の先に 先に――闇色
七色のネオンが惑わす
色とりどりの魚達は
あの雲の中で泳いでるかな
透明になる空気 そこには君 ここには僕
朝焼けを背に月が溺れる
開いた唇に霜が降る
生まれる世界 右には君 左には僕
朝色のみえるビルの隙間
まばたきもしない僕達は
明日の空気を愛せるかな
手を広げた指の先に 先に 先に
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