暗澹,憧憬,絆創膏./初音ミク
眠れぬ夜の独り
真っ暗な部屋
心音が鳴り響いたら
午前二時の轍の音
張り付いたかさぶた剥いだ
明るく見える部屋と天井の
あいだを見詰めていた
また日は昇る
冷たい明かりの代わりにきっと昇る
眠れぬ夜の独り
真っ暗な部屋
沈む身体と沈まぬ意識
どこかの部屋の笑い声に
思いがけず返事をした
投げ出したバグだらけの
プログラムが身動ぎして
待ちかねた及第点
ハラハラなどしたくもないわ
眠れぬ夜の独り
澹かな部屋
いつか剥いだ曇りの景色
掴めないで手を振ったのだ
絆創膏はまた明日
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