雫が水面に波紋を刻む

滴り落ちた哀しみ

乾ききった水溜まり

もう、思い残すことなどない



地に着いた足を突き放した。

儚くほどけた指先

虚空と空虚

喜劇と悲劇

灯火に点る何時かの笑顔

既に後悔はしたさ

想いと決意

幻想と現実



ひどく綺麗な人の群れ

集い 賑わい 幸あれと

夢見心地で生きている

ひどく綺麗な街路灯

照らし 照らされ 浮き彫りに

表裏一体

あまりに霞んでいたからか

視えなくて

苦しくて

今更になって気づいたんだ

其処に、いつもすぐ側に

君が居たこと。



埋もれてしまったモノ

手探りで只探し続けた

泥にまみれた指先

触れることすら叶わないまま


いつしか今が来てしまった。


サヨナラどうか

このときだけは生きている

フィルムが尽きたアルバム

最後の一瞬を刻み付けて

君の瞳に焼き付ける。



確かなボクの終末(サイゴ)



サヨナラ

大嫌いな君へ告ぐ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

終末の喜劇

あんなに高いところから飛び降りたら

・・・どうなるんだろうね?

(2013.4.3)

閲覧数:33

投稿日:2013/04/06 16:56:58

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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