私はかけがえのないものに、罪を被せました

私が溺れたその宮に一滴の琥珀を垂らしたために
確かにその子を授かりました

けれど私はその子の存在を許しませんでした
その宮の心を汚し、さらに私は傍らにはいませんでした

赤く熱された鉤爪でその子をその宮から引きずり出し
その子を八つ裂きにして黒く染め上げたのです

許してだなんてとてもいえない
私はあなたに殺されたい
だって私はあなたに罪を被せてこの世から始末したのだから

そこまでして生きる意味を今問う
私の子へ


私はかけがえのないものに、罪を被せました

私が溺れたその宮に一滴の黒曜を垂らしたために
その系譜を途切ってしまいました

私はその子の存在を受け入れられませんでした
その宮の心を汚し、また私は傍らにはいませんでした

全ての思い出を否定されて飛んでしまおうとしているその宮に
私は自分の思いだけで繋ぎ止めていたのです

許してだなんてとてもいえない
私はあなたに刺されたい
だって私はあなたにとって一番大切な人を奪ったのだから

そこまでして生きる意味を今問う
私の子へ

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被罪子

閲覧数:81

投稿日:2010/04/22 02:22:44

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

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