「結晶」(作詞:砂糖)
ぼくとボクと僕の物語
結末、その可能性、永遠の可能性
規則はかなり偽善的で
言葉はひどく不安定で
破壊はとても規則的で
何もなくなった 何もいなくなった
青さが煙にまみれて何もいなくなった
一人称を忘れた末路、どう自分を呼べばいいのか解らない
《ぼく》は外に出てみる なにもない 本当に何もない
こなすワークも則(のっと)るルールもなにも いらない
《ボク》は外に出てみる なにもない 本当に何もない
騙る言葉も乗っ取る現実もなにも いらない
《僕》は外に出てみる なにもない 本当に何もない
壊す相手も壊す自分さえも なにも いらない
永遠は縦軸から横軸へと変更された
永遠に続くその荒野
円環の荒野
たまには冒険でもしてみるかと ドットの海に身を任せて
空虚を歩き回る
ライフはすでに残り少なく 建造物も見当たらない
少しの衝撃さえも 致命傷になるだろう
この世界のどこか 同じような人間がいる
自分人間なのかどうかさえわからない
眼に見えて絶望的だろう
わかりきった話だ
嬉々として理性を失ったきみは何を欲しがっていた
一つ休んでみればいいじゃない、きみは人間なんだろう?
嘘で歴史を重ねあつめたキミは何を欲しがっていた
一つ黙ってみればいいじゃない、キミは人間なんだろう?
理性を失うフリをしてた君は何を欲しがっていた
一つ素直になればいいじゃない、君は人間なんだろう?
なにが正しかったのか なにが悪かったのかと
すでに考えることすら馬鹿らしい
そんなルールはすでにとっくの古代に捨て去られていたのだから
繰り返す歌詞にはもう飽きた。
惰性で生き延びればいいんだろう?
最後にあなたに会いたかった どのあなたかどうかしらないけど
最後にあなたに言いたかった どのあなたかどうかしりえないけど
「始まるよ。」
BADEND
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