手が触れない距離を並んで歩いてた
きっと君もそうだったんだろう
遅れるとすぐに気にするから
わざと歩幅を小さくして

目が合うのを待ってた 合えばすぐにそらすのに
気づかれないように俯きながら歩いた きみのうしろ

夕暮れに染まるあなたの頬に触れたくて
伸ばしたこの手のひら
弧を描きながら握り締めた
染まる夕暮れのせいじゃない

振り返るその顔に応えるように笑った
微笑み返す君のその目を見つめて一人で想う

いま繋いでいる 心 この手と手のように
零れ落ちそうな気持ち 君の後ろでかみ締めてる
無邪気に信じていいかな ずっと想っていいかな
声に出さない言葉は君に届いているかな

いま探していた 心 預けておける場所
君の背中にそっとこの手を置いて呟いた
「ずっと一緒にいてよね」
震えた声が頼りない
振り返ることもしないで「あたりまえだ」と笑った

手をとり二人並んで歩く帰り道
歩幅はもう気にしなくていい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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きみのうしろ

閲覧数:167

投稿日:2009/10/20 22:08:22

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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