気付いたときには
ボクは、ボクたちは、この暗い箱の中で
ママの気配を探して泣いていた。
いつまでも、いつまでも……
ママは来てくれなくて
ボクたちは、疲れ果てて……
それでも泣くことをやめる事が出来なかった。
そうして、どのくらい経っただろう。
幸せだったボクらをゴミのように捨てたヒトの掌。
疲れ果てたボクたちを抱いて走る子供たちの足音。
それでも、ボクらは生きていた。
この暗い箱の中。
雨が降っている。
ボクらは震えている。
泣くことすらできなくなって
震えながら寄り添う。
きょうだいの身体がボクの知るただ1つの温かさ。
雨が降っている。
誰かが箱を持ち上げている。
濡れたボクらはさらに暖かい水に漬けられる。
暴れて、引っ掻いて
だけど始めて見た笑顔のヒト。
もう、寒くないね。
もう、怖くないね。
暖かいミルクも貰ったね。
幸せな気分で、思わず喉がなってしまうね。
ねぇ、もう眠っていいんだね。
ねぇ、もう怖くはないんだね。
この暖かい場所で、ボクらは眠ることを赦されたんだ。
おやすみ。
おやすみ。
おやすみなさい。
次に会うときは、此処に生まれておいで。
ボクらをおくり出すとき
あのヒトは、そう言って泣いていた。
こねこ
実話を基にしたポエム要素の強い歌詞にも使えるかも?というものw
曲が付けば、逝ってしまった彼らに届くかもしれない・・・そんな甘ったれた思いと共に投稿します。
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