ジャケット

銘々(めいめい)、愛を彩った
時に貴方(あなた)の所為(せい)だと喚(わめ)いた
散々、縊死(いし)を象った
痛がってよ 嫌がってよ
残響待てどまだ静寂(しじま)
果てに安寧(あんねい)欠いたまた何時(いつ)か
解れ絡まり解れ繰り返す
日々をまだ恨むの?

一人じゃ僕は生きれやしない
其(そ)れも誰かを想う嘘なんでしょ
又途切れ途切れ会話の音
胸に仕舞(しま)う瑠璃唐草(ネモフィラ)
雨に惑(まど)わされ違(たが)った
閉じた傘を開くには遅すぎた
路傍(ろぼう)片隅で嘆けど街は哀(あい)、Eye(あい)、藍(あい)

夜は三原色を手放して
夢が170に跨(またが)って
月は隠れ痣(あざ)が浮かぶ
細(さざれ)火を付け煙草の匂いを身に着けた
軈(やが)て都市は散りぬれど
馬鹿だねって嗤(わら)うの

反骨的(はんこつてき)な舞踏会(パーティ)
煙に潜んだ見本市
暗夜(あんや)消え去る顔無き悪夢が
首下揃えて錆(さ)びついた
言葉一つ慎重に
形骸(けいがい)二つ重なり合えど
忘れるな夢だと誰も助けちゃくれないと

腫物(はれもの)と化した神無月(かんなづき)
宵(よい)に酔いて寄る辺(べ)無く夜が明ける
只(ただ)、戻れ戻れ記憶の底
漏れず罪を犯した
欺瞞(ぎまん)踊らされ笑った
慈悲(じひ)に気を取られ過去を閉じ込めた
今更後悔 抱(いだ)けど聲(こえ)は埃(あい)、飽(あ)い、愛

朝は暗転心を濁して
起きぬ身体を褥(しとね)に落として
付かず離れずで良かったのに
虚飾(きょしょく)忽(ゆるが)せ朧夜(おぼろよ)進み身を投げた
嘗(かつ)て孤独知りぬれど
未(ま)だだねって揶揄(からか)うの

初めから塗り固めた嘘だと
それでも奇麗(きれい)だと思いたくて
総(すべ)てが綻(ほころ)ぶ頃に貴方はいない、いない、いない

染色体に浸って
飛べぬ羽に飾りを施(ほどこ)して
何時(いつ)の間にか重すぎて
歩き疲れたね新しい顔が差し伸べた
毒に満たされた其(そ)の手を
邪魔だねって払うの

春夏秋冬死んだ蟲(むし)
街は愚者(ぐしゃ)にも等しく火を焼(く)べる
未(ま)だ離れ離れ迷子の私
消えぬ痣(あざ)と目の隈(くま)
酒に絆(ほだ)されて紛(まが)った
過去を捨て切る頃には息絶えた
屍(しかばね)弔(とむら)う健気な私は灰、High(はい)、廃

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

迷鏡シティ/初音ミク off vocal

迷鏡シティの off vocal です。

閲覧数:91

投稿日:2020/07/12 12:12:25

長さ:03:36

ファイルサイズ:4.9MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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