前回紹介したニコニコ動画のひそ(少年H)さん作の動画
音楽経験なしでもわかる作曲講座Part1~基本的な理論、用語、作曲の概要~
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17736501

いきなり文字だけだとたぶん心が折れるので動画を見るのをお勧めします。
今回は動画の内容を復習しながら色々調べて纏めたテキストになります。

参考URL
http://kossoripiano.sitemix.jp/orkouza.html
http://www.geocities.jp/negipops/myweb110_009.htm

△CDEFGAB
日本でいうところのドレミファソラシ。
日本ではハニホヘトイロで表記される事もある。

ハ長調というのは、C(ハ)メジャースケール(長調)という事。
イ短調というのは、A(イ)マイナースケール(短調)という事。

→どうしてCから始まるの?
オーケストラとかだとはラ(A)がチューニングの基準だったかららしいです。
今はド(C)が基準の音になっているものの名称がそのまま残ってるみたいです。


△全音・半音
ピアノの鍵盤でいうと白黒含めた隣の鍵盤が半音、二つ隣の音が全音と呼ばれます。

→♯と♭って何さ。
♯が半音(鍵盤一個)上げる記号。♭が半音(鍵盤一個)下げる記号。
使い分けについては「音楽理論的にそうなってる」に留めたほうが良いです。
気になって調べていると軽く夜が明けます……。

ちなみに日本で使われる「嬰」や「変」という言葉は♯や♭の意味です。
変ホ長調というのはつまりE♭(変ホ)メジャースケール(長調)ですね。


△楽器の音ってどう決められたのさ
わかりません!詳しいことはさっぱりわかりません!
でも音っていうのは結局周波数です。心地良い周波数の流れが音楽ってわけですね。
んで、4オクターブ目のラ(A4)という音は440ヘルツの周波数という事らしいです。
で、3オクターブ目のラ(3A)が440の半分の220ヘルツ。
5オクターブ目のラ(5A)が440の倍の880ヘルツです。
で、そのラとラの間に白黒含めて12個の鍵盤があるわけなんですが、
実を言うとこの12個の鍵盤の周波数というのはほぼ等間隔で並んでたりします。

http://asrite.blog35.fc2.com/blog-entry-229.html

じゃあ何で白黒が交互じゃないの?
という疑問が出ると思うのですが、それは後述のCスケールが基調になっているからです。


△スケール
たくさんある音の中から選ばれた特定の順番で並んだ音の集まり。
メジャースケールだと基準となる音から「全・全・半・全・全・全・半」という並び。
マイナースケールだと基準となる音から「全・半・全・全・半・全・全」という並び。

ピアノの鍵盤はCメジャースケールを基準に作られていたりします。
白い鍵盤が全部Cメジャースケールです。なのでハ長調の曲は白いとこだけで弾けます。
で、実はイ短調(Aマイナースケール)というものも鍵盤の白い部分だけで構成されます。

二つの違いについてはここを参考にするとわかりやすいかもしれません。
http://okwave.jp/qa/q5606059.html

基本的にスケールというのは曲の土台になります。
スケールの中からコードを鳴らして、コードからメロディを抽出するといった感じ。

メジャースケールで作られた曲はなんとなく明るい曲。
マイナースケールで作られた曲はなんとなく暗い曲になるそうです。


△転調・移調って何さ
→移調というのはようするにカラオケの±の事です。
出来上がった音色というのは相対位置さえ合っていれば音を上げても下げても大丈夫なのです。
この基準となる曲全体のスケールを根っこから動かす事を移調と言います。

→転調と言うのは曲の途中でスケールが変わる事を言います。
全く転調しない曲もあればコロコロ転調する曲もあるようです。
実例を出せるほど知っているわけではないので、ここはおいおい勉強していきたいところ。


△コード
音を重ねる事によって出来る和音をコードと言います。CコードとかFコードとかですね。
3つの音を重ねてできたコード(和音)を特にトライアド(三和音)といったりするそうです。
コードにも明るいメジャーコードと暗いマイナーコードというのがあって並びに規則性があります。

→長三和音(メジャーコード)の構成
最も基本的なCメジャーコードを例に上げてみると、構成される音はCEG(ドミソ)です。
なんだ白い鍵盤一個飛ばしなんだね!楽勝じゃん!と言いたいところですが違います。
間には黒い鍵盤がありますので、それも数えなくてはなりません。

C(ド)とEの間には半音3つ分の間があり、EとGの間には半音2つの間があります。
コードの根っこである根音(ルート音)Cから4つ目と7つ目の音という事ですね。
メジャーコードというのはこの位置関係で成り立っています。DでもFでも一緒です。


→短三和音(マイナーコード)の構成
C(ド)を基調にマイナーコードを作るとCE♭G(ドミ♭ソ)という並びになります。
間隔的にはルート音(根音)であるCから3つ目と7つ目の音で構成された和音になります。
マイナーコードはこの位置関係で成り立っています。表記はCmのように小文字のmを使います。

→コードはメジャーマイナーのほかにも表記が色々あるじゃん何がなんだかわからないよ!
俺もよくわかりません。でも初心者のうちにあんまり詰め込みすぎるとあれだと思います。
とりあえずこの復習の内容が完全に噛み砕けてからでも勉強するのは遅くないかなと。
そのあたりはいずれ理解できたらまた第三回あたりでやろうかと思っています。


△メロディ
よく歌メロなんて言ったりしますね。主旋律なんて言ったりもします。
耳コピを始めてする人は先ずこの主旋律を単音で一個一個拾っていたりするんじゃないでしょうか。

で、このメロディというのはコードの音の中から拾われてきているようです。
スケールの中にコードがあってコードの中にメロディがあるという関係ですね。
初心者がメロディから作曲するのはとても難しいというのはこういう理由だからかと思います。

鼻歌を一日も早く譜面に起こしてDTMerとして活躍したい!!
と逸る気持ちは僕も十二分にそうなんですが、先人がやめとけと言ってるのだからやめときましょう。

創作は練習するもんじゃない覚醒するものだなんて偉い人が言っていましたが。
覚醒するためには覚醒するための土台というものが必要です。
初心者のうちは大人しく基本を勉強したり練習したりして体に馴染ませていきましょう。

そんなこんなで結構な文字量になってきたので第二回もここで終わりたいと思います。
このテキストはあくまで僕の復習ノートなので上の参考URL読んだりして勉強してみて下さい。
第三回があったらまたお会いしましょう!鶏でした。

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【第二回】音楽知識0のおっさんが0から始めるDTM【音楽理論】

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ティウンティウン  §
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投稿日:2013/03/10 17:41:34

文字数:2,922文字

カテゴリ:その他

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