ー概要と登場人物ー

名家のお嬢さんを熱帯魚に、一見クールだけれど本当は優しい一般家庭の少年を海に喩えた、恋の歌です。
ボク=お嬢さん、キミ=少年となります。
お嬢さんの一人称がボクなのは、見た目や家柄は優美でも中身は簡素な女の子をイメージしたからです。また、曲の雰囲気に合わせたからという理由もあります。
逆に少年は、心が広く、お嬢さんの全てを受け入れる優しさをもった男の子だとイメージしています。



ーお話の流れー

熱帯魚は海にいるところを捕まえられたあと、ショップで売られ、誰かの水槽の中で不自由なく飼われます。

このお嬢さんも同じように、親から恋人=キミと別れるように言われ(他家との見合いの話か何かを持ちかけられ)、これ以上恋愛関係を続けることができなくなってしまいます。

確かに、彼女同様によい家柄の人と結ばれたら、何一つ不自由ない生活を送ることができます。
しかしお嬢さんは、自分にないものをたくさんもつ、心優しい少年と一緒にいたいと願います。

けれどその願いも叶わず、(縁談の話が決まり、)ついに別れのときがやってきました。
お嬢さんが別れを告げると、少年は悲しみながらもそれを受け入れます。



ー以上を踏まえての歌詞の解説ー

A
キミはつめたい顔で、淡い色を隠した
まるで海をかたどった生地の水玉模様だ
→うまく言えないのですが……
海の淡い青色の下地に白い水玉模様がついた布は、無機質な水玉模様が表に出て目立つけれど、
その下には淡い色地がある。
それと同じように、「キミ」は一見冷たそうにみえるけれども、本当は優しい色を持っているということを暗喩しています。
ややこしくて申し訳ありません。

雰囲気と、「キミ=水玉模様=Polka dots」ということが伝わればいいかなぁ、と思っています。

B
ah キミの声が 泡になって溶けてく
明日にはボクら 離ればなれだ
→明日がお別れのとき。それを知っている「ボク」は、「キミ」の声がどこか遠くに感じられる。

S
泣いてるボクの肩を抱きしめて
きれいだ、と言う Polka dots
悲しい思い出さえ閉じ込めた
静かな夜のアクアリウム
→「キミ(=Polka dots)」は、別れが悲しくて泣いている「ボク」の肩を抱き寄せる。
その光景を、水族館の海のように大きな水槽の中に熱帯魚がいる様子と喩えています。

A
狭い水槽なんかに なんの興味もないんだ
今すぐ巨大な波でボクをさらってしまってよ
→(他家に嫁いで)一つの安全なところに閉じ込められるよりも、「キミ」と一緒にいる方がいいので、
不可能だとわかっていても、無理にでも自分を引き戻してほしい。

S
ゆらゆら 揺れているキミのなかで
うでを伸ばして 泳ぎたい
どれだけ 深い場所に届いても
好きなきもちに 嘘はないよ
→「ボク」との別れを聞いて少なからず動揺している「キミ」と、もっと一緒にいたい。
そして「キミ」の心について色々なことを知りたい(=泳ぎたい)。
その際、たとえ今は表面に出ていないような心の奥底が見えたとしても、「ボク」は「キミ」のことを想い続ける自信がある。

S
さよなら 手を振るボクをみつめて
きれいだ、と泣く Polka dots
いつかは キミの胸に飛び込んで
ただ眠りたい 離れたくない ah
→別れのシーン。
さよならと言って手を振る「ボク」を見つめる「キミ」は、きれいだと言って泣いている。
「ボク」は、いつの日か「キミ」の元に帰ってきて、ずっと一緒にいることだけを願う。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Polka dotsの海【解説】

Limoさんに宛てた、『Polka dotsの海』(http://piapro.jp/t/6TUe)の解説です。
メッセージでお話ししようと思っていたのですが、長くなったのでこちらに投稿しました。

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投稿日:2014/04/07 01:34:23

文字数:1,479文字

カテゴリ:その他

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