『さて、どうしようか』
僕は笑う 白と黒の世界
君は少し、下を向いて
気づかないふりのあくびをした

『まだ、聞こえないよ』
君は弱く 僕の指をなぞる
触れたのなら、無くす事を
ずっと前から 僕等は知ってた

『アスターの花が咲くよ』
君はきっと耳を塞いで
責めるように僕を抱いた

終わり方を知らなかった
愛し方を知らなかった
だから僕を守ったんだ
どうか殺して
僕を殺して
あの花は昨日、
枯れてしまったから


『もう 終わりにしよう』
僕は笑う 君と僕の世界
君は泣いて 泣いて、泣いて
そして僕は、僕を殺すんだ

『アスターの花をあげる』
花言葉は秘密にしよう
きっと君は、捨てちゃうから

さようならを紡いだ声
ありがとうと掠れた声
そして君は動き出すんだ
どうか笑って
そして忘れて
あの花はきっと
もう咲かないから

『ほら、綺麗だね
ヘリオトロープが咲いてるよ』

愛してると無言の歌
許されない時間の花
それでいいと笑いながら
どうか元気で
せめて泣かずに
聞こえなくていいよ

終わり方は知ってたんだ
愛し方も知ってたんだ
いつかきっと逢えるはずだ
どうか咲かせて
そして教えて
あの花の名前と
花言葉を


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花言葉

君が守っていた、あの花の花言葉は。

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投稿日:2012/09/20 14:05:27

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

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