A1
あの「さよなら」から　どれくらい経ったんだろうね
私の方は　なんとかやっていけているけれど
やっぱり辛いものはツライよ

B1
誰もが「前を向いて歩きなさい」と言うけれど
足元には　切なさ　悲しさが敷き詰められて

S1
ねえ　私はがんばれてるのかな？　どうかな？
私の中のあなたは　いつでも　笑顔のまま
ほら　もう季節はぐるぐる回る　見えてる？
私も笑顔でいたいけれど　もう少し掛かりそう

A2
春夏秋冬　季節はいつまでも巡るよ
二人一緒に　巡ってるなら頑張れるかも？
たまには　会いたいのはワガママかな

B1
誰もが「あなたが見てくれているよ」と言うけれど
本当なの？　寂しさ　積もり積もって動けない

S2
ねえ　あなたのいない季節の中　行くのは
とても足が重すぎて　中々　進めないよ
ほら　私の歩みは遅すぎて　のんびり
季節の中にあなたを探し　ふらふらしてるからね

C
前に進みたい気持ちと　このままでいたい気持ちが
振り返りたい衝動と　前を向きたい気持ちが　私を悩ませる

S3
ねえ　私を見てくれているなら　見ててね
私は私で頑張れるから　きっとね
季節の中にあなたを探してる　いつでも、いつまでも――



＜ひらがな＞

A1
あのさよならから　どれくらいたったんだろうね
わたしのほうは　　なんとかやっていけてるけれど
やっぱり　つらいものはつらいんだよ

B1
だれもがまえをむいてあるきなさいというけれど
あしもとには　せつなさ　かなしさがしきつめられて

S1
ねえ　わたしはがんばれてるのかな　どうかな
わたしのなかのあなたは　いつでも　えがおのまま
ほら　もうきせつはぐるぐるまわる　みえてる
わたしもえがおでいたいけれど　もうすこしかかりそう

A2
はるなつあきふゆ　きせつはいつまでもめぐるよ
ふたりいっしょに　めぐってるならがんばれるかも
たまには　あいたいのはわがままかな

B2
だれもがあなたがみてくれているよというけれど
ほんとうなの　さみしさ　つもりつもってうごけない

S2
ねえ　あなたのいないきせつのなか　いくのは
とてもあしがおもすぎて　なかなか　すすめないよ
ほら　わたしのあゆみはおそすぎて　のんびり
きせつのなかにあなたをさがし　ふらふらしてるからね

C
まえにすすみたいきもちと　このままでいたいきもちが
ふりかえりたいしょうどうと　まえをむきたいたいきもちが　わたしをなやませる

S’
ねえ　わたしをみてくれているなら　みててね
わたしはわたしでがんばるれるから　きっとね
きせつのなかにあなたをさがしてる　いつでもいつまでも