- その運命を信じてる君の心臓へと届いて欲しい -

記憶さえも書き換わる様な魔法でもあればいいね
そんな風に考えるのは現実逃避 違いないな
逃げ切れるなら いっそ存在すら脱ぎ捨てて
あらゆる視線の裏側で 眠りたい

神様にはなれないから
目の前の薄いフィルムに歪んで映り込む
貴方の残像を眺めてるしかないんだよ

時折世界が裏返って 淡色の光が歪まないで見えるけど
そんな事さえ鍵を掛けて押し込んでいるんだ
悲劇的脇役の思考が 身に染み付いて
「助けて」と叫ぶように僕は 息を吐いた

そんな絞首台に掛けられた囚人みたいな目をしないで
偽善的な白い言葉じゃ本質には届かないな
シンプルな世界だって 君の声を聞いてるんだ
溶けていく君を私は 救いたい

神様なんていないよ
ただ目の前の薄いフィルムで光がねじ曲がって
君の現実感が熱を帯びているだけだよ

揺らめいた希望を守りたいな
絶望感の重圧に取り込まれてしまっても
分不相応な鍵をこじ開けて救い出したいな
悲劇的脇役の思考は 相変わらずで
純粋ゆえに伝わらない言葉 空に落ちた

アイに満ちていて 穏やかな世界
否定したって 君にだって
心の隙間から 注ぐ

揺らめいた希望を守りたいな
絶望感の重圧に取り込まれてしまっても
分不相応な鍵をこじ開けて救い出したいな
悲劇的脇役の思考は 自作自演で
幻覚じみた鎖にずっと僕ら 怯えていた

僅かな線の揺らぎだって 全貌を変えてしまえるんだよ
ありもしないアポトーシスの様な棘が刺さる
1mmの隙間が埋まる 1mmの隙間が今

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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鍵穴からパラレルワールド

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投稿日:2014/07/10 00:17:27

文字数:663文字

カテゴリ:歌詞

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