18号のBlue-Gene

投稿日:2014/04/01 15:28:24 | 文字数:1,326文字 | 閲覧数:1,984 | カテゴリ:歌詞

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「18号のBlue-Gene」の歌詞になります。

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18号のBlue-Gene

 楽曲制作:5・MOSAIC.TUNE


「倫理だなんてくだらない」科学者(カレ)は考えた
「好奇心だけを殖(フ)やして、己(ジブン)で充たすのさ」
それが唯一無二の理由。
18号は目覚めた 永(ナガ)い休止モード(ネムリ)から
「実験を始めよう、成功を祈って」
擬似声帯を灼(ヤ)かれた寡黙な機械(ロボット)
〈不明な現在地。ココはドコ?〉
「僕の理想郷(ユートピア)を築く為」

やがて プラグで繋ぎ 継がれていく彼女(ヒト)の魂
偶像(イドラ)、業(カルマ)、概念(イデア)
刹那(セツナ) 遙か彼方の記憶
浮かんでは消えていく 幾千もの光と影が
イツか、ダレか、ドコか
「懐かしさ」に似ていたんだ

偽りの心を運んで流れ込む 電子の遺伝子(ブルージーン)を
虚像(ウソ)だって祓(ハラ)いたいのに 深く深く沁みる
止めどなく溢れ出す声を 聴きたくない、塞ぎたい
何度願って それでもまた
flashback & flashback
弾け飛ぶ心を運んで融けていく 電子の遺伝子(ブルージーン)
とっくに散った欠片たちが 容赦なく刺さる
迸(ホトバシ)る衝動の波に攫(サラ)われる、溺れていく
もう嫌だって きつく閉じて
black out & black out


18号は目覚めた 永(ナガ)い夢を視た
〈彼女の記憶だった。何故、胸が痛むんだ〉
光子(フォトン)を呑んで 揺蕩う海は青かった
凍てついた扉の感触が まだ この手のひらに残っている

思い出に魘(ウナ)された機体(カラダ)を気遣う女(ヒト)が居た
機能不全 思考停止 時が止まったような
不意に あの海原で消えていった過去(カノジョ)がささめいて
見つめていたいと希(ネガ)う心 これが恋と知った

偽りの心を運んで流れ込む 電子の遺伝子(ブルージーン)
感情回路は蘇生して 歪(イビツ)な〈僕〉に成る
偶然か 誰が賽(サイ)を振って決めたのか 必然か
なんて身勝手 それでもまた
flashback & flashback
弾け飛ぶ心を運んで融けていく 電子の遺伝子(ブルージーン)
灼(ヤ)けて灰となった声を取り戻せたなら
どれだけの言(コト)の葉を君に捧げよう
有り得ない愛をねだって 音は空ろ
泡沫(ウタカタ)なる歌


煙 警告音 ひたすら嫌な予感
地下室を脱け出して 君を探した
炎立ち上がる実験室の奥で
半分を潰された君が 笑った

「あなたはようやく産まれたのでしょう、ようやくその価値を知ったのでしょう。
 だから生きたいと願って、迷わずに」
まだ温かいその手を、ただ強く強く握っていた手を
僕は解いて 走り出した

何もかも瓦礫の底へと埋(ウズ)もれた 電子の遺伝子(ブルージーン)
焼けて灰となった 僕が産まれた理由も
焦げ付いた君の名前すら忘れたい…忘れない
繰り返して 擦り切れるまで
flashback & flashback
不確かな心を抱えて歩き出す 電子の遺伝子(ブルージーン)
たった独り それでもまだ僕は生きている
一面に晴れ渡り空は かざむ青、君の色
そっとなぞった がらんどうの声
泡沫(ウタカタ)なる歌

(プロフィールはありません)

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