今日という日はどうやら
ごまかしが効かないようで
見送らなくちゃいけない
旅立つ後ろ姿を

友達以上の視線交わし
恋人未満の話をする
もどかしい距離感に
終わりが顔を出した

桜満開には
まだ早いある日の
ほのかに香る風の中
膨らんだ蕾が
抱く希望に似た
色を浮かべる青い空


朝のプラットフォームは
切ないくらいに静かで
声を出してしまったら
寂しさが溢れそうで

元気でいてねと他愛もない
言葉の返事もありふれてて
その裏に隠してる
気持ちは押し殺した

春爛漫だとは
お世辞にも言えない
半ばを過ぎた三月が
もう戻れやしない
微妙な関係の
終わりをそっと告げている


離れ離れになるわけじゃない
そう言って背中を押した
綺麗に繕った笑顔が
崩れてしまう前に


次会う時は お互い
綺麗な思い出になってるの?


桜満開には
まだ早いある日の
ほのかに香る風の中
膨らんだ蕾が
抱く希望に似た
想いを胸に歩き出す


さよなら 私の初恋

ライセンス

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  • オリジナルライセンス

失恋記念日



憎いぐらい青い空の下で

あなたとさよならをした

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投稿日:2011/12/14 15:12:36

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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