描いた未来と 現実との差が
憂鬱を照らし出す
青過ぎた苦い過去
繰り返した 馬鹿みたいに
泣き叫んでも 傷ついても
手放したくないと
退屈な運命に 抗う術(すべ)など知らない
どうして? 零れた滴(しずく)が頬を濡らした
仰いだ空は遠く 届かないその青に
もう一度だけ もう一度だけ
そう言いながら 手を伸ばした
丸めた紙屑 塗り潰した文字
言葉が出てこない
痛む胸が答えだ
『始まりには 終わりがある』
解っていると 今更だと
耳を塞いでいた
難解な心の音(ね) 鳴らすのは自分次第で
無理だよ 俯いた 拳握り締めてた
水溜まりに映った 届かないその青に
もう一度だけ もう一度だけ
そう言いながら 手を伸ばした
私が私である事をやめられないように
いつも 当たり前に 居座るものが
消えない影だった
雨上がりの空には 自由に羽ばたく鳥たち
だから 諦められずに しがみついてる
見上げた空の青は あまりにも美しく
何度だって 何度だって
手を伸ばすの 青空へと
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