『……っ、ミク!』


私は、その場をいち早く去った。だって何も見たくないし、聞きたくもなかった。マスターの口から出てくる言葉は、きっと私にとって残酷なものであろうから。


「……、知らないままでいたいの」


本当は、とっくに気付いている。マスターが、貴方が他の人(ボーカロイド)を見ていることなんて、私には分かっていた。だけど、やっぱりそれを認められるくらい私の感情は落ち着いてなくて。私は全てを拒否するように頭を横にブンブンと振った。


 あんな場面消えてしまえばいい。
 あんなマスターの姿はキライ。
 あんな幸せそうな雰囲気、私には辛い。


 マスターが、レン君と、キス、してたところなんて

 ──私は見てない。




「……何も見てない、何も見てない、何、も……」


私は狂ったようにその言葉だけを言い続けた。だってそうでもしないと私のこの黒いモヤモヤが、どうしようも無いことになりそうだったから。そして、次の言葉はお決まりの嘘。


「マスターなんて、嫌いです」







(これが、私の一番)
(報われるような思考)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一番いい方法

オリジナルだぞ☆ヤラカシタ-

レンマス←ミク
マスターは男でも女でもお好きな方向でwww←

僕はミクに片思いさせるのが大好きなんです*^^*ミクに悲しい思いさせることが多くなりそうだわ

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投稿日:2009/07/19 06:03:07

文字数:478文字

カテゴリ:小説

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