1サビ
黄昏過ぎ幕をあける
退屈紳士淑女
真夜中にはお茶会を
意味なんて剥ぎ取って棄てて

「Who are you？」
ケエキの海に沈む
甘ったるい少女像
絆されて咲かされて散って

A1
終わりなんてない
出口なんて見つからない
幸福しかない
溶ける蜜を注ぎ続けられ
見境さえない
快楽啄む蝶になる
さあ　さあ　身をまかせ

B1
ねえ、Alice　このまま
溺れて
ねえ、Alice　ゆっくり
忘れて
ねえ、Alice　優雅に
共に迷いましょう
ねえ、Alice　待ってた
ようこそ
赤い薔薇の咲く永遠へ


2サビ
自ら行く迷いの奥
正しさなんて消えた
真夜中から帰れない
理性ならシロップ漬け　喰べて

「Who am I？」
ジェリイビインズ浮かぶ
咽せ返るほどの芳香
惑わせて唆して笑む

A2
落ちた先　愉悦の檻
放り出した
思考
夢の中　満ちてく嘘
綯い交ぜては
壊れたことにも気づかない

B2
ねえ、Alice　箍など
外して
ねえ、Alice　傷跡
齧って
ねえ、Alice　可憐に
浸り踊りましょう
ねえ、Alice　あなたを
とらえた
赤い薔薇歌う永遠で

3サビ
酔いしれ月傾いてく
語らい揺らぐ吐息
真夜中にはお茶会を
おかわりはいかがまだいかが

「Who are you？」
メランコリアの蕾
蕩けるような少女像
ひとりきり独り占めさせて


さあ
もっと
魅せてよAliceあなたを

大サビ
3時のまま止めた時計
此処ならもう迷わない
真夜中にはお茶会で
安らぎに揺蕩っていいの

「Who am I？」
ほろ苦いカラメリゼに
甘ったるい少女像
戸惑う心を啜られて

——ひらがな——
1サビ
たそがれすぎまくをあける
たいくつしんししゅくじょ
まよなかにわおちゃかいを
いみなんてはぎとってすてて

ふうああゆ
ケエキのうみにしずむ
あまったるいしょおじょぞお
ほだされてさかされてちって

A1
おわりなんてない
でぐちなんてみつからない
こおふくしかない
とけるみつをそそこつづけられ
みさかいさえない
かいらくついばむちょおになる
さ(あ)さ(あ)身をまかせ

B1
ね(え)ありすこのまま
おぼれて
ね(え)ありすゆっくり
わすれて
ね(え)ありすゆうがに
ともにまよいましょお
ね(え)ありすまってた
よおこそ
あかいばらのさくえいえんえ


2サビ
みずからゆくまよいのおく
ただしさなんてきえた
まよなかからかえれない
りせいならシロ(ッ)プづけたべて

ふうえむ[あい]
ジェリイビインズうかぶ
むせかえるほどのほおこ(お)
まどわせてそそのかしてえむ

A2
おちたさきゆえつのおり
ほおりだした
しこお
ゆめのなかみちてくうそ
ないまぜてわ
こわれたことにもきづかない

B2
ね(え)ありすたがなど
はずして
ね(え)ありすきずあと
かじって
ね(え)ありすかれんに
ひたりおどりましょお
ね(え)ありすあなたを
とらえた
あかいばらうたうえいえんで

3サビ
よいしれつきかたむいてく
かたらいゆらぐといき
まよなかにわおちゃかいを
おかわりわいかがまだいかが

ふうああゆ
メランコリアのつぼみ
とろけるようなしょおじょぞお
ひとりきりひとりじめさせて

さあ
も(っ)と
みせてよありすあなたを

大サビ
さんじのままとめたとけい
ここならもおまよわない
まよなかにわおちゃかいで
やすらぎにたゆたっていいの

ふうえむ[あい]
ほろにがいカラメリゼに
あまったるいしょおじょぞお
とまどうこころをすすられて