貴方を見ていると胸をナイフで
切ってしまいたくなるよ
悲しいくらいに綺麗な花を
一つ手にとって“握りつぶしてしまった”
あのシルエットが頭に浮かぶのは
大体吐きそうになる時だよ
消して消して、あぁ、消えないや
早く消えてもう、見たくない

暖かかったよ君の傍はいつも
君に口を聞けないのは、そりゃ、ね？
“もう嫌だよ”落ちた膝に合わせて
すぐに目を閉じた

貴方はいつも優しくてずるくて
なんて、…空想の君
器用に手を汚さないで気持ち悪いことする
気づいてたよ私は
君って結構馬鹿だったよね多分
大嫌いだよ。ずっと、大嫌いだ
君はいつもあぁ、あたしを
良い様にずっと、使うの？

抱かなくてもいいじゃない　望むものなんてもうない
切り裂いてもいいでしょう？　汚いわ　触らないでよ
もう君がここにいないこと　私はもう知っていた

冷たいほど好きになってゆく世界
君の視線を引きずって走る
絡み合う目と目をゆっくり合わせて
すぐに前を向いた

だいすきだったよ

ありがとう