ジャケット

「ねえ もっと潜ろうよ 言葉一つ聞こえない位に
もう いなくなったっていいから ただ この手を叩いてる」
「ねぇ 喉を浚うように 口を衝く泡は歌の痕
もう 嘘を付いてもいいよ まるで硝子越しの宇宙」

この藍に融かして 君を説き伏せて
茜さす出口の先を聴きたかった
まだ眠れないから 夜しかない空に
反射する一つの光 待っていた
それが間違いでもいい アンコールを

「ねぇ もっと沈もうよ 『人生なんて余るほどない』なら
もう 名前だっていらないだろう それが『希望』でも笑えよ」
「ねえ 今を浚うように 口を滑る泡は砂時計
じゃあ 嘘を付いてもいいかい まるで宇宙越しの硝子」

その灰に融かして 僕を染め上げて
君が行く奥底で手を鳴らしたい
まだ眠れないから 想像をした空に
反射する一つの光 待っていた
残るのが終わりでもいい アンコールを

「波音は非対称 透き通って空を切っている
迷い 決意 愛 人の価値 何一つも分からないから
ねえ もっと飛んでみようよ 本音一つ言えない位に
もう いなくなったっていいから」

この問いを解かせて それしかないほどに
あの夏の言葉へ 手の鳴らす方へ
まだ眠れないんだ だとしか言えない空に
反射する一つの光 待っている
君がいたその全てに アンコールを

無色透明でもいいよ ずっと待っている

00:00 / 05:16

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【GUMI】コラージュド・アンコール【オリジナル曲】

終わり方も知らない君へ、
僕"も"君を残したいと思いました。

自らを負け犬だなんて言わないで欲しいだけ。
そうじゃなきゃ、その痛みも苦しみも残らないんだ。

君と貴方へアンコールを。

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投稿日:2023/08/04 23:53:30

長さ:05:16

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カテゴリ:音楽

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