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オンガク
光に透かす八重の花弁 影を一片(ヒトヒラ) 忘れて落ちた 指先に掬い上げて尚 眩しい春めきに 思わず目を伏せた 心の中留めた 行く先の忘れた 醒めた御酒(ミズ)は 迂遠(ウエン)に ただ静かに身体を冷やすだけ 朱に染まる頬を伝い 焦がれる胸元に流れ 最後は淡雪の様に染みて消えた 遠く遠く見えていた 近く近く感じていた 長く長く 待ち焦がれ 過ぎていくのは 刹那(セツナ) 一度 一度きりに染め上げて 鮮やかに萌え 立消えた
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ちてとろ
トリアエズためしに最近の詩を一個UP
閲覧数:45
投稿日:2009/03/25 13:09:31
文字数:219文字
カテゴリ:その他
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