どこか遠くの教室で
和気藹々と語る声
遠過ぎて聞き取れなくて
背中で受け流していた

君の隣で笑えれば
それでいいと言えた日々も
今は儚く消え去って
下駄箱の前一人きり

   頑張っても頑張っても
   前に進めない そんな日は
   ごろり横になって
   青い空を眺めていよう

   伸ばした手が空を掻いて
   何も掴めない そんな日も
   きっと傍らには
   愛した記憶 寄り添ってる

時計の針 刻む螺旋
ゆっくりと積み上げられて
いつしか過去よりも遥か
高いところに届くんだ

僕の時間は秒針と
同じ速さで進むけど
とろくさい僕の足では
同じ高さに行けるかな

   駆け出しても駆け出しても
   坂を登れない そんな日は
   そっと立ち止まって
   靴の紐を直してやろう

   汚れた靴 指さされて
   心折れそうな そんな日も
   目指す場所を見つめ
   自分の想いを確かめる

頑張っても頑張っても
前に進めない そんな日も
きっと傍らには
愛した記憶 寄り添ってる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

そんな日は、そんな日も。

前は見えずとも上を向いて。

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投稿日:2011/05/27 19:28:47

文字数:453文字

カテゴリ:歌詞

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