寒気がする程
現実を思い知らせる
"正常"を告げる 時計の針の音
常に自動で 正義に裁かれて
天秤は いつも罪に振れている
何が悪かった
基準はどこに
抱えた想いは 伝わらぬまま
鏡の前で 全てぶちまけたんだ
闇に飲まれていく
視界に映る 全部嫌って

もういたくない もういられない
息も出来ない
一人で生きていくから ここから出して
もう戻らない 戻りたくない
こんな世界 壊れて良い
何も持たぬまま さよならをしよう
心映さない世界へ
「ここから飛び立とう」

テレビのニュースは
"異常"を告げるツール
壊れた時計は針を失った
芯を失った針はどうなるの
幻想のような白昼夢に飲まれるの
嘘や欲望はドレスコード
傲慢な正義は下すもの
アンバランスな夢にぶら下がった
底から静かに影が迫る
振り切れない

もう見たくない もういたくない
息も出来ない
こんなはずじゃないんだ ここから出して
もう戻りたい もう戻れない?
手放せない? 赦されない?
何も持てぬまま 心すら枯れて
全て見失った世界へ

「またここで会ったね」
「もう終わりだよ」
「何かあったの?」
「何もないよ」
「手に持ってる物は?」
「見付けたんだよ」

「その想いと共に目覚めよう」


飛び込む光 ざらつく視界
血巡る世界
深紅の螺旋の世界から 飛び出して
裁かぬ槌 均一の価値
足つく世界
ここが僕の闘うべき舞台
間違いの果てに
ようやく見えた世界 もう一度
「一緒に飛び立とう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鏡の世界

作詞応募予定。

閲覧数:116

投稿日:2016/08/22 14:51:23

文字数:653文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました