なないろパレット
なないろパレット
届いたの
光の道が空から
指先の
泡が踊ったきらきら
ほどけたの
吐息ひとつ咲かせて太陽
可視光線目指してみたい
深海でやさしく揺れる
あたたかなシャボンは儚くも
焦がれ焦がれ夢をみて
想わずにいられない
どこかのあなたへ
人魚の歌は
巡るよ 巡るよ
永遠を求めてたの
眩しい風に吹かれたくて
いつでも いつでも
この声はまっすぐに向かうよ
透きとおる青
こぼれたの
蝶々たちが舞うから
虹色の
羽降り注ぐひらひら
結んだの
淡いしぶき掬って昇るよ
乱反射が愛しいばかり
傍で私は眠る
やわらかにシャボンが映す音
響き奏で誘われて
願わずにいられない
幻想溺れる
人魚の歌は
まわるよ まわるよ
終わりない階段を
鮮やかなまま描(えが)きたくて
いつでも いつでも
花ひらく笑み日和に
彩りたかった
雲が流れて
シャボンの蕾は七色に
スペクトルはもう
無限の空飾り
数えきれない虹になる
何度も 何度も
永遠を祈ってたの
世界にとけて混ざりたくて
いつでも いつでも
この音色 幸せのカタチ
とぎれないよ
空も海もほら
彩っている
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