これからだっていう時に 暴走車にはねられた
浮かれた罰なのか 終わりになった人生が
「ごめんなさい間違えた 元に戻せないけれど
力をあげるから せめて次は楽しんで」
ヨーロッパみたいな 魔法ありのこの世界
記憶はそのままで 力もある何しよう
迷いながらのんびりと たまに目立って暮らしてた
ある時教会に 呼び出されて告げられた
「あなたが勇者」 なぜ
「力あるから」 ああ
神様からの この力を 存分に活かせる
大切な友達と 家族のためにもさあ 行こう
生きてきたこの世界
滅びの危機から救って みせるから
旅立とうっていう時に 幼馴染やってきて
一緒に行くことに 心配してくれたのね
そこの魔物邪魔消えて 道塞いで迷惑よ
それからそこにいる 盗賊たち出てきたら
寡黙な魔導師に 爽やかな剣士とか
ツンデレ暗殺者(アサシン)も 仲間にして旅をする
たとえ私一人でも なんとかなるだろうけど
仲間がいることは いいことだと思うのよ
「物知りなんだ」 まあね
「頼りにしてる」 ええ
前世と現世 学んだこと 存分に活かせる
そびえたつ山々や 広い海を越えてさあ 行こう
愛してるこの世界
仲間たちと共に救って みせるから
いつまでも忘れられない 浮かれてたあの日のことを
今日もまたふとした時に よみがえるあの日の痛み
化け物だと呼ばないで きっと正しく使うから
変だと言わないで 憶えているだけだから
本当はこんな旅 危ないから嫌だけど
生きたいこれからも そのためなら頑張れる
託された聖剣に 籠められた人々の想い
約束を守るため
躊躇わず戦場に 飛び込む
大切な人たちと共に 笑顔でいるために
生きていくこの世界
この手で必ず守って みせるから
そこの悪魔飛んでても 意味はないわ覚悟して
仲間を呼んだって 消し去るだけいくらでも
これでもかと降る雨に 震えだしたこの身体
それでも進んでく 仲間たちもいてくれる
殴られ飛ばされる 襲ってきたこの痛み
あの日に比べれば 何でもない大丈夫
道を塞ぐものはみな 焼き尽くしてふっとばし
斬り捨て魔王への 道なき道突き進む
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