掲げたシオンの花
愁(うれ)いの色 捜し物
波に揺れた舟は
些(いささ)かの波を裂く

流れる身の捧ぐ祈り 水面(みなも)の果て

くたびれて泣いた
小さな水夫(かこ)の救援信号
神風に踊る舟と花
そんな夢を抱(だ)く


掲げたシオンの花
乾かない目を濡らす
闇に触れて滲(にじ)む
恐れを纏(まと)った雫

流れる身に祈る 命 続く日を

最果てを望んだ
へたばる水夫(かこ)の強(こわ)い覚悟
神風に包(くる)まった祈り
花を翻(ひるがえ)す
舟を覆(くつがえ)す


掲げた思い出は
暗い水に映れない
神風に乗せるように
摘み取る最後の祈り
沈む亡き人(なきひと)の祈り


くたびれて死んだ
小さな水夫(かこ)の生きる花
神風に包(くる)まった命
迫る水面(みなも)の果て

最果てを望んだ
沈んでいく水夫(かこ)の夢を抱(だ)く
変わらないで 生きる思い出
そんな幸せを
生きて死んだ水夫(かこ)の
そんな夢を抱(だ)く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

『シオン』歌詞

閲覧数:834

投稿日:2015/04/02 18:08:47

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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