描いた未来は 透明なままで
憂鬱を照らす朝
雨の音はささやく

始まりには終わりがある
解っていると 今さらだと
耳を塞いでいた

退屈な運命を正しい答えと言うなら
『どうして?』 あふれた涙が頬を濡らすの

見上げた空は遠く 届かないその青に
もう一度だけ もう一度だけ
そう言いながら 手を伸ばした

雨粒 弾いた 名前のない草
つられて 傘閉じる
音もなく光射す

繰り返した 馬鹿みたいに
泣き叫んでも 傷ついても
終わらせたくないと

飛べると信じていた 無邪気な心はないけど
『それでも』 こぼれた言葉は 背中を押した

水溜まりに映った 届かないその青に
もう一度だけ もう一度だけ
そう言いながら 手を伸ばした


私が私であることをやめられないように
それは 諦めても 決して消えない
確かな光で


雨上がりの空には 自由に羽ばたく鳥たち
だから 未来抱き締めて 今を歩いた

この道がいつの日か 青と交わるように
何度だって 何度だって
手を伸ばすの 空の先へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

青の向こう(旧題:届かない青)

届かない青の修正版2です。
イメージとして立ち止まったままから、前へ進む感じになりました。
koismさんの曲に歌詞を当てさせていただきました。

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投稿日:2019/08/03 13:09:49

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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