鼓動を掻き消す雨の音
ガラスの向こう伝う雫
誰も僕には気づかない振りをして
ah 過ぎてく　空虚の時

冷たい手をあたため
孤独になれたふりで
なれない歌を刻む
途切れとぎれ

色のない街　歪んだノイズ
ah 今は声も届かないよ
ah いつか雨は上がるの
ah なみだ　秘（かく）していて

欠けてばかりの月が笑う
うつむく僕の顔を映す
水面は揺れる　音も立てずそっと
ah 堕ちてく　闇の迷路

透明の風がまた
夜を塗りつぶしてく
ぼくと誰かの隙間
埋めていくの

色のない街　朝を待てない
ah 今は夢も描けないよ
ah いつか　光は射すの
ah すべて　秘（かく）していて

色のない街　朝を待てない
ah 今は夢も描けないよ
ah いつか　光は射すの
ah すべて　秘（かく）していて