「最期まで一緒に」と
消えそうな白のあなたが微笑(わら)う
永遠(とわ)の眠りを待つあなた
どうか消えないでと両手合わせた
祈りの言葉は虚空(そら)に消えた

抱き上げて気付いた
貴女は前より軽くなり
星空(そら)の下で交わした
約束を思い出す

神よ あなたは何時までも
とても酷いひとですね
僕の切実な願いさえ
聞こえないフリをして
僕の大事なものすべて
取り上げて持って行く

神よ あなたは何処までも
とても傲慢なひとですね
僕の切実な祈りさえ
見ないフリをし続けて
僕の愛するものすべて
消し去って攫って行く

一人の夜空(そら)に
約束の灰を撒いて
僕は貴女に歌おう
安らかな眠りの歌を――。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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久遠の眠り(仮)

マスターに死んで欲しくないKAITOと病気で死にそうなマスター。
現在執筆中の小説のイメージです。
何時か在る『お別れ』の風景のひとつ。
…なんかシリアスになっちゃいましたが、普段の私はバカイトとヤンデレカイトが大好きです。いやまずKAITOが好きなんですがね!

…ハーゲンダッツが値上がりしたこととか踏まえて、『消えそうなもの』なマスターをアイスに置き換えたらバカイト曲になりそうですね(・ω・`)

閲覧数:196

投稿日:2008/03/08 23:38:20

文字数:304文字

カテゴリ:その他

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