『ブランコの向こう側』

何気ない道でつまづいてしまい 手をすりむいたって 傷口はきっとすぐに塞がるだろう
何気ない声でぽっかりと空いた心の余白は 埋まらないのはなぜだろう

揺れたブランコの向こう側で 空がやけに輝いてる
君のつぶれそうな想いを 僕の五線譜で鳴らして

解けない魔法のその続きを
ねえ君の言葉で聞かせてほしい
醒めない夢なら水をあげよう
さあもう一度歩き出そう

優しさの銃は錆び付いてしまい 引き金が重くて こめかみにそっと当てて俯いたまま
正しさは今日も誰かの命の重さを量って 比べてまた嗤うのだろう

揺れたブランコの向こう側で
母と子が手を繋いでる
あの日置き忘れた想いを 君の五線譜で鳴らして

開かない扉のその続きを
ねえ君の言葉で聞かせてほしい
飛べない鳥なら羽をあげよう さあもう一度立ち上がろう

どれくらい気付いたかい? 互い違いのアイロニー
それでも時間は流れてゆく
掌の温もりをゆっくりと確かめる 剥がれ落ちた夢をこの歌に乗せて (落ちサビ)

解けない魔法のその続きを
ねえ君の言葉で聞かせてほしい
欠けたパズルのその最後を
埋めるための火を灯そう

消えない光の照らす先を
ねえ君の隣で見させてほしい
明けない夜なら傍にいよう
さあもう一度歩き出そう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ブランコの向こう側/叶と姫乃

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投稿日:2021/01/31 18:48:42

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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