
暗いくらい部屋の隅でも据えるその目が好き
遠くとおく離れた土地へと向かう道中で
飢(や)わく痩せた山を越え岩肌によせ打つ波
はるか足元へ薄めた浮世への道中で
錆びたドア開いても古びた時計が邪魔をする
草臥れたチェアに恐る怖る腰掛けて二人
嗟!辞めた停めた水平線にて胡麻だれ逃避行
拗ねた愛ごと投げたのね 受け取ってくれ航空便で
閏毎(うるうごと)に日が肥えてあの人のその目に空(す)く
濡れた空路をなぞるだけでも愛しい道中で
浴びたシャワーのぬるま湯にやるせな冷めた硝子水
打たれ酔わされた上戸のはずも今日だけは如何に
嗟!辞めた停めた対流圏界面からの逃避行
愛やら絵画を捨ててもね 残るのよ全身全霊で
揺らぐ機内に任せて肩へ添う低度の計算も
やり尽くした後の褪せた恋に弾かれて二人
嗟!辞めた停めた対流圏界面からの逃避行
愛やら絵画を捨ててもね 残るのよ全身全霊で
辞めた停めた水平線にて胡麻だれ逃避行
拗ねた愛ごと投げたのね 受け取ってくれ航空便で
愛やら絵画を捨ててもね 残るのよ全身全霊で
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