(Aメロ)
心の鼓動が乱れながら
いつもよりも輝く木陰の下
告白したあの日からの数十年
人の波に身を委ね
私ならば上手く行くと
乾いた紅葉の道を進む音
(Bメロ)
彼の記憶を上書きしようとしても
好きだと何度も伝えても
神にも願いを捧げたけど
彼の瞳に映るのは
遠い昔の抱擁と涙
突然の別れに崩れる私
(サビ)
君が愛したのは私じゃなくて
君が求めたのは何かの影
君が欲しかったのは私じゃなくて
君が憧れたのは何かの影
(アウトロ)
蜻蛉が目の前を舞い
身体を揺らす羽音に
桜の風が優しく
確かに背中を押す
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