自転車で駆け抜けた坂道を
一歩ずつ記憶に刻み付けて
気がつけば三月も後わずか
冬の風は息を潜め 色を変えた
春の気配 目覚める季節
響く鐘が旅立ち告げる
さらば友よ 愉しき日々よ
思い込めて
百万回の“愛してる”を
君に声が渇れても
届くまで歌いたいんだ
さらば友よ 別れの時だ
君の声も 君の笑顔も
共に見上げた茜雲も
忘れはしない
忘れはしない
空に咲いた桜吹雪
いつかいつか ここで会おう
さらば友よ 愛しき日々よ
思い込めて
幾千億の“ありがとう”を
君に声が渇れても
届くまで歌う
だから今は涙見せずに
強く強く白い羽を広げたら
遠く明日を夢見て
立ち止まらず歩いていけ
*ひらがな*
じてんしゃで かけぬけた さかみちお
いっぽずつきおくにきざみつけて
きがつけば さんがつもあとわずか
ふゆのかぜわ いきおひそめ いろおかえた
はるのけはい めざめるきせつ
ひびくかねが たびだちつげる
さらば ともよ たのしきひびよ
おもいこめて
ひゃく(まん)かいの(あい)してるお
きみにこえがかれても
とどくまでうたいたいんだ
さらばともよ わかれのときだ
きみのこえも きみのえがおも
ともにみあげたあかねぐもも
わすれはしない
わすれはしない
そらにさいた さくらふぶき
いつかいつか ここであおう
さらば ともよ いとしきひびよ
おもいこめて
いく(せん)おく(のあ)りがとうお
きみにこえがかれても
とどくまでうたう
だから いまわ なみだみせずに
つよくつよくしろいはねおひろげてよ
とおくあすおゆめみて
たちどまらずあるいてゆけ
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