茜に揺れる細い影
あなたに見えたのよ
愛おしい その声で 今すぐ包んで

永遠誓った木の下で唇なぞるのよ
足りないわ 燃ゆる心(しん) 冷ましてほしいの

愛なんて重いもの背負うのもやっとだから
早く舞い踊るこの想いにエスコートを

穂の香(こう)誘う(さそう)舞台でお芝居をするのよ
離れた分だけ深くなる幻振り翳して


愚直に群れなす赤とんぼ
あなたはくるくると
愛おしい その指で 欺いてたわ

愛なんて重いもの背負うのもやっとだから
ぶどうのようにもぎ取ってしまえたら良いわって

真っ赤に染まる空とあの日々流れ落ちる
痛み模った(かたどった)矢で現実を射抜いてしまいたい


もう終演の時間かしら、早いものね
隣の空席に忘れ物 取りにはいかないわよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オータムシアター

閲覧数:108

投稿日:2012/05/01 23:38:24

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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