オリジナルキャラクターや亜種が登場人物の5・6割を占めております。
正規キャラの登場がメッチャ遅かったり、グロい表現等がダメな人は、即効でお逃げください。
俺はイケるぜ!な鋼の心を持つ勇者はこのままお進み下さい。

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1月1日、一般的に正月と呼ばれる今日は見事な快晴だった。
しかし、快晴とはいえまだ寒いこの季節。
「は~、今日も寒いな~」
洗濯物を干す湿った手に容赦なく吹く風に凪(なぎ)は顔をしかめた。
「正月ぐらい家に帰ってきてもいいと思うのに。親っていう自覚あんのかしら」

凪の両親は仕事でたびたび海外に出張するのでよく家を開けるのだ。
正月くらい家に居てもいいと思うのだが親からの返事は絵はがき1通だった。

洗濯物を干し終えて部屋に入った凪はリモコンでテレビをつける。
瞬間テレビの枠から見たことの無いキャラクターが星のステッキを振りながらべったべたのアニメ声を撒き散らしてくる。
『――座のアナタ、残念ながら最下位です~。嫌なことが連続しちゃって――』
途中から消音にして画面だけを覗く。
「最下位か~」
基本的に占いは見ないし信じないけれど最下位ということに少し落ち込む。
「掃除をすればいいことあるかも…か。そういえば大掃除まだやってないや」
画面をみながらふと思い出す。
「バイト忙しかったからな~」
ぼやきながら焼きあがった食パン片手にコタツの電源をいれる。
そして足を突っ込むと温もりの代わりにグニッとした触感が伝わってきた。

「っ!?」
咄嗟に足を出し中を覗く。

そこには黒い物体がいた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

日向さん家のボーカロイド[始まりは物置から]

KAITOの亜種「ニガイト」ことニガティーとその他オリジナルキャラクター、亜種たくさん、おまけに正規キャラクターが織り成すビバ2次元ストーリー、という設定。

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投稿日:2009/10/27 16:45:19

文字数:695文字

カテゴリ:小説

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