どんなふうに言おうか迷う 私のハートの在処を
雑に手繰る山札の中 自分さえ見失う
ホントのコトは左手へ 意味有り気に右手を振る
見せかけの気持ちだけで思考するこの躰はマジシャン
張りぼてでも予定調和
冷めたシンパシーばっか浴びて
付け焼き刃に得る劣等感
汚れ切った対価で支払ってる私をもうこれ以上
晒し上げないで
どれだけ切っても心は互い違いの束
泣き喚く手順忘れたファントームの独り言
あくまで殻の心は薄く凪いだまま
さんざめく機会は全部通り過ぎた
手品に生きる私に未来は無いのかな?
くだらない魔法要らないから全部破り捨てた
落ちたトリックの上に何の役にも立たない
まだ種も仕掛けも無い私がいる
あやふやな手技で漂う 汎ゆる視線の波間を
聞き慣れた台詞ばかり反芻する退屈なマジシャン
形だけ無象の共感
袖の奥潜んだ刃で
切り刻んでしまった方が
私にとっちゃエンタメ
錆び付いてる言葉でもうこれ以上
話しかけないで
これだけ言ってもまだ少しも伝わらない
ほんの小さな綻び絡んで踏み出せない
こんな空っぽの私も触れていいのかな
ほんとは震えてる手伸ばした
どれだけ切っても心は互い違いの束
泣き喚く手順忘れたファントームの独り言
あくまで殻の心は薄く凪いだまま
さんざめく機会は全部通り過ぎた
手品に生きる私じゃ未来は無いのだな
くだらない魔法要らないから全部破り捨てた
ちゃちなトリックを捨てていつかは成れるかな?
まだ誰も見たことない私に
どんな風に言おうか迷う
私のハートの在処を
白紙の今日が幕を開ける
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