酒呑(しゅてん)　それは
鬼の将の名　鬼の王の名
全て、壊し　全て、斬り裂き
統べて、手にする
鬼の神の名

斧なら、有る　武器なら、有る
他に、なにが要る？
尻込み？　乗り込め
どてっ腹に、突っ込め　我の力

“まぁ、ここは、冷静に”？
はん、雑魚は、牽制さ！
我に、そんな、小賢しさは不要！！
暴れれば、勝利！！
掴み獲れ、勝機！！
首を刈れ、冥利！！
この、斧の銀(しろがね)、嘶いている

握手　それは
鬼の将の手　人の将の手
戦(いくさ)、止めて　暫し、休戦
それを、無にする
鬼の神の手

斧、持つ者　母、待つ者
我の、名に宿る
漢(おとこ)は　脅せぬ
法螺貝の、音鳴る　我の覚悟

“まぁ、ここは、冷静に”？
はん、雑魚は、牽制さ！
我に、そんな、小賢しさは不要！！
暴れれば、勝利！！
掴み獲れ、勝機！！
首を刈れ、冥利！！
この、斧の銀(しろがね)、嘶いている

「嬉しいぞ、まさに、“鬼神”の如くだ....」
鬼の神が、呟く
この、血沸く感覚　すぐに、見えた、答え
「儂は、主(ぬし)の、父親だ」
時が　止まる

その、斧の銀(しろがね)、轟いている