そう　君は僕の汚い部分を見ても
好きだといってくれるというの

君の幸せは祝えないよ
いっそ
君は僕が居なければ生きていけないほどに
孤独な人間になればいいなんて

・・・半分はホント

撒いた火種が燃え移るのを
静かに眺めながら
君の瞳に映る全てを許せずに
切ないと胸が悲鳴をあげる

そう　僕は君の醜い部分を見ても
好きだといえる自信があるよ

君の優しさが憎いんだよ
いっそ
僕は君と会わなければ幸せだったなんて
知らない他人に戻ればななんて

・・・半分はホント

落ちた雫が溢れ出すのを
背中に感じながら
君の世界に入る全てを許せずに
セツナイと息ができなくなる

献身的な愛を望んではいないけれどね
ただ君が一番に優先するべき人が
僕であるべきだなんて

全部ホントだよ

そう　僕は君がスキでキライなんだけど
なんて全部ホントなんだけど