夜の窓辺に湯掻いた体温が
そっと君に触れたけど
すぐに溶けて無くなってしまう

刹那に夢見た残像は
なかなか捉えられずに
その姿がブレたまま
視界がぼやけていた

おもむろにこの重たい身体が
落ちた瞬間をただ
ぼんやり見ていた

魔法なんて僕は使えやしないけど
君の手を握ることは
なんだか出来る気がしたんだ

散り行く花の一片
摘まんでみたけど寂しそうで
枯れないように両手を添えたんだ

香った頃にまたいつかの
君に会いに行くよ

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手のひらの寝言

いつかまた君に会える日まで。

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投稿日:2018/06/10 09:13:17

文字数:216文字

カテゴリ:歌詞

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