振り返れば風 刻むリズム
ポツリと雨 傘開いて
始発模様は どこか遠く
伸びる音に 眠いだけよ
響く 駅で
君と 出会うの
向こう側から 見た 横向く姿
対向車両 ひと呼吸の間
遠のく 遠のく
◆
振り返れば風 見上げて歌
ゆらりと雲 青が揺れた
通過する駅の 落とす音に
深呼吸は 長く止めて
響く 駅で
いつも 望んだ
伏せ目しながら 期待していた
見つける影は 二両目の向こう
気づいて 気づいて
お願い
（教えて アナタを 見つけて アタシを）
求める音は 踏み切り前で東から西へ
傾く心 俯く身体 どこに行けばいい？
もういいかい？ もういいよ
嘘よ 嘘よ ホントは
ポイントの無いレールが終らない
平行線の 距離感
ループしているの 環状線よ
終着駅さえ わからないのよ
好きだよ 好きだよ
振り返れ 君
ニナゴさんの曲
http://piapro.jp/t/0kgt
に寄せて
詩元の曲は、ポジティブな様で、切ない感じがしました。
それも、ピュアな強い気持ちの中にある、切なさみたいなのを感じました。
普段は能天気な女学生が、かわいらしくなる瞬間があるとしたら、やっぱり恋だろうし、切ないからこそ見る人の心に響く姿みたいなものがあるとしたら、とか考えながら書いてました。
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