雨の音で目覚めた
ベランダで濡れる洗濯物
また溜め息一つ吐く度
憂鬱は部屋にこもる

鳴らない通知を待ってスマホ握りしめ
今日も増えていく傷跡眺めた

何もない日々に ただ穢れていくだけ
夢見てた未来は 気付けば壊してた
何も知らないまま この世の果てまで
君を追いかけていられたなら


星の数を数えて
ベランダで吐いた煙上る
ボロボロの心と躰に
苦いコーヒーが染みる

側に居てくれるのは 美しい思い出
あの頃のまま薄れ行く記憶

何もない部屋に この世の終わりの様相
終わった夢の跡 ときめきもないけど
何も言えないまま 忘れられなくて
君を確かに愛していたこと


ずっと閉め切ったままの水色のカーテンの
隙間からまた 嫌気が差すから

何度振り返る いつも同じ軌跡
戻れない未来を 裸足で踏みつけた
何も要らないって 欲張りすぎだね
君の幸せだけ願えたなら

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投稿日:2023/10/03 05:32:53

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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