「…ター…マスター?起きてください」
…ん?誰か呼んでる…ぅ。
眠い…けど、起きなきゃ…
「…ふぁ…おキクさん?おはよう~」
あ~、今私絶対間抜け面してるんだろーなー…
「皆さんも何人かおきてらっしゃいますわ、マスターも朝ご飯食べます?」
「…む?今日って土曜日か…」
だんだん脳が覚醒してきた…壁の時計は8:27を指している。
あれ?ここ…私の部屋じゃないな…。居間…?
「マスターちゃんおっはよ~☆」
「…!!?」
突然視界に誰かが…って、ツトヒさんだっけ?え、なんでうちにいるの…?
「いや~、びっくりした?昨日飲んでそのまま寝ちゃったみたいなのよ~☆セツはまだ寝てるし、コウは朝ご飯まで貰っちゃって~」
「あ、そっか…。昨日大人組は飲み会もどきしてたんだ」
「そゆこと☆ごめんねお邪魔しちゃって…つとい達もすぐ帰るから~」
「そうですよ!なんで皆さん寝るんですか。ここの方々に迷惑です!」
あ、タルゥさんもいたんだ…
「まぁまぁ、タルゥさんもよく寝てらしたじゃないですか。私達は迷惑とは思ってないですわ」
「キクヨさん…。すいません、寝てしまった上に朝ご飯まで…!」
「いえいえ、タルゥさんの分もありますわ。食べていってくださいませ」
「ありがとうございます」
ふと周りを見てみるとデネとセツさんがまだ寝ていた
「…私もご飯食べようかな」「今準備しますわね♪」
居間からキッチンの方に行くとフオがコーヒーを飲んでいた
「あ、マスター。起きたのか」
「うん。なんか私も一緒に寝ちゃってたみたい…。フオ、大丈夫?昨日結構飲んでたから」
「ちょっと頭痛いだけだ。心配するな。それより!今日は商店街のくじ引きの日だからな!!忘れてないな!?」
「なんか超元気じゃん!心配して損した!!」
「だって三等が米俵2俵だぞ!?食費がどんだけ浮くと思ってんだ!?」
「えぇぇ…!論点そこ!?」
守銭奴ktkr…
「飯食ったらさっさと行こうぜ!誰かが先に当てるかもしれねぇ…」
「あー…、うん。わかったから…」
「よし!じゃぁマスター早く飯を食え!!」
「マスターに命令するなあああ!!」
「…ねむねむぅ。…あ、おはようますたぁ。フオも起きとったん?」
「デネ!丁度よかった!!お前も早く飯食って行くぞ!」
「は?なに…?」
デネも眠そうに起きてきた…うん。そりゃ起きてすぐに出かけるって言われても、ね。
でも、何でデネもいるのかなぁ…
フオにガン見されるなか、朝ご飯を食べて着替えて…
「よし!二人とも行くぞ!!」
「行ってらっしゃいですわ」
「え?ちょ…!!」
「何なん!?」
デネと私はフオに引きずられる様にしてつれていかれた。
てゆーか、おキクさんも助けてよ…!

「…んぁ?朝?」
「あ!セツおそ~い!!もう帰るよ?」
「…ん…zzz」
「あー!!また寝たし!!」
「ツトヒ、そうカリカリするな。俺が背負って帰るよ」
「コウありがとー♪ほんとコイツ(セツ)と違って頼りになるわ~☆」
「お帰りになられるのですか?」
「うん☆ありがとね、キクヨちゃん」
「また来るかもしれませんけどね」
「ツトヒさんもタルゥさんもみなさん大歓迎ですわ。またいつでもいらしてくださいね」
「ありがとー☆じゃぁ、お世話になりました♪コウ、タルゥ帰ろー!」
「…あぁ」
「言われなくても分かってます」

私がいない間に4人は帰っちゃったみたい…。また、遊びにきてくれるよね?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ようこそ☆亜種藍荘へ!8

また遊びにくるよ、きっと★

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投稿日:2011/02/06 18:39:11

文字数:1,424文字

カテゴリ:小説

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