目線が垂れる僕に刺した陽が憂いを煽って
カーテンが隔す 檻にも似た今日の我が家
同じ視界でくつろいでた昨日とは別の体みたい
何をする気はなくとも日常は止まらない
うだうだ 心は勝手だ
ざわざわ 其処らが障るなあ
今日は棄てる宵 なんでもいい
時が過ぎるのを待つばかり
陰りゆく部屋にただ一人
君の帰らない夜更けに
何の兆しもないのに明日には抜け出していたい
あてもなく巡る頭と微睡みながら
よだれを垂らす僕に差した陽とあなたの背中の
ぬくもりに気付く 折に触れて
愛が腑に落ちることに昨日はもう薄らいでいた
絵画のよう 花やぐ窓 空は明らんだ
頬が綻んでた
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暁倖
ご自由にお使いください
https://youtu.be/sa7Reh02X4g
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