「人形」
どこにもないあの場所へ
恐ろしくて泣けもしない夜
ふるえていても誰も来ない
ひざを抱えて待っていたのに
いずれ
貴方を愛すだろう
名も無い空想の”誰か(アナタ)”を
私は一人でした。
証明したかった
どこでもないあの場所へ
笑い損ねたビスクドール
冷たい陶器の透き通る肌
可愛がられるために作られたのに
いずれ
貴方を愛すだろう
名も無い偶像の”人形(ワタシ)”を
ワタシは一人でした。
歩き出したかった
あの日の破片を探して
散りばめられた星に出会いたい
貴方をいつか愛したように
空を見上げ涙を流したい・・・
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