花を千切りながら
天井に微笑もう
やせ細った体
終わりを迎える物語

眠ったような頭で
眠りたくないとだけ叫ぶ
乞い、足掻き、願い、祈る
けれどその理由が 理由が
もう、思い出せないんだ

繋いで繋いでその鎖で
繋いで繋いでこの命を
自由なんていらないから
どうかこのままでいさせて

深く浅く乱れながら
必死決死で息をする
安らぎなんていらないから
どうかこのままでいさせて


頬をつねりながら
世界と戦おう
やせ細った心
終わりに抗う物語

狂ったような言葉で
狂いたくないとだけ嘆く
泣き、怒り、縋り、祈る
けれどその理由も 理由も
もう、分からなくなって

繋いで繋いでその鎖で
繋いで繋いでこの体を
自由なんていらないから
どうかこのままでいさせて

強く弱くもがきながら
途切れ途切れの夢を見る
そんなものはいらないから
どうかこのままでいさせて


変わらない舞台から
抉り取られた私
閉じた瞳
その裏側に
ああ、理由を見つけた


繋いで繋いでその心に
繋いで繋いでこの私を
未来なんて望めないなら
どうかどうかどうかどうか

繋いで繋いでこの鎖で
繋いで繋いでこの記憶を
悲しみなんていらないから
どうか君は覚えていて

私のこと忘れないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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私も、忘れないから

閲覧数:138

投稿日:2013/06/22 20:30:43

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • Poo

    Poo

    ご意見・ご感想

    素敵な詩ですね。自分と似たものを感じました。^^

    2013/10/08 15:06:17

    • 月永遠

      月永遠

      >Pooさん
      はじめまして!月永遠と申します。
      詩へのご感想どうもありがとうございます。

      抽象的な部分が多い詩ですが、素敵と言っていただけて嬉しいです^^

      2014/03/14 21:04:20

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