君の左手 右手重ねて どこまでも続くと 信じて二人疑うことなく
ありきたりな日々を 幾重(いくえ)にも重ね合わせ だけど一つとして 心に焼きつかないものはなく

ある時世界が 牙を剥いてさ 泣き叫ぶ君 小さく木霊(こだま)して
永久(えいえんorとわ。どちらでも)の泡沫(うたかた) 悲しいはずなのに何でか
静かに笑って見せてた

仕方ないのかな
受け入れたくなくて 信じたくもなくて 君と離れるって ただそれだけが怖くて
でもどこかで静かに 受け入れた僕が前に出て 残りの日々を見た
 


思い出の場所 二人の秘密 なんにもない日々 思い返せばそれこそ永遠(えいえん)で
まぶたに焼きついた 耳に今も響いてた 少しばかりの 記憶呼び起こして逸らしてた

いつしかぼやけ いつしか途切れて 感じる君が 少しずつ薄らいでいく
明日が僕の 最後の日なのにどうしよう
まだ一つだけ伝えたいんだ

聞いてくれるかな
この世界がもしも 明日終わるのなら 声を出せる今 伝えておかなくちゃ
あと一つだけなのに このガラクタは聞いちゃくれない 悲鳴でかき消して



「神様お願いだから もう少しだけだから」 「最期くらい聞いてくれよ あと一つなんだ」
「払えるものなんて 残りの一日だけだけど」 「お願い 伝えさせて」



規則的な音と 不規則な嗚咽(おえつ)に 揺り動かされて 霧の中、君だけ
最期の一言 一日の生を糧(かて)にして

叫べない、声で叫ぶ

言いたいことはまだたくさんあるけど 今は一つだけ君に伝えられればそれでいい
そう小さな声が「いなくなっても君を守るから」 今まで、ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

この世界がもしも明日終わるのなら 歌詞応募

「この世界がもしも明日終わるのなら」
http://piapro.jp/t/BbSc
への歌詞提供です。

閲覧数:122

投稿日:2014/08/21 15:57:40

文字数:696文字

カテゴリ:歌詞

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